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プログラミング学習の記録 Ruby / Rails / FjordBootCamp

プログラミング初心者が「Osaka RubyKaigi 03」に参加してみた感想

表題通り、プログラミング初心者の私が2023年9月9日に開催された「Osaka RubyKaigi 03」(大阪Ruby会議)に参加した感想をシェアしたいと思います。

regional.rubykaigi.org

Osaka RubyKaigi 03 とは?

関西のRubyコミュニティさん達が主催なさる、Rubyの技術カンファレンスです。

「03」とあるように、今回が3回目の開催とのことでした。

"Rubyで笑おう"

2019年の大阪Ruby会議02から早4年。
長かったコロナ禍を乗り越え、大阪Ruby会議が復活します!
心の底から笑い合える日がまた来ることを願って、
今年のテーマは「Rubyで笑おう」としました。

大阪を含めた関西には20近くのRubyコミュニティがあります。
しかし、コロナ禍の影響で活動を縮小したり、休止してしまったり
ここ数年は元気がないように見えているかもしれません。
このイベントが地域のRubyを盛り上げる一助になれれば幸いです。

https://regional.rubykaigi.org/osaka03/ より引用

参加した私について

私は2023年6月から「フィヨルドブートキャンプ」というスクールでプログラミングを学習しています。

bootcamp.fjord.jp

これまでにProgateやUdemyを活用してプログラミングにトライしたことはありましたが、独学に限界を感じてフィヨルドに入学した、という流れです。

現在入学して3ヶ月くらいが経ち、学習の進み具合としてはRuby on Railsのプラクティスが終了する手前くらいです(カリキュラム紹介でいうところの「Ruby on Rails / 日報の言及機能を作る」を提出したくらい)。

ですが、RubyRailsについて深い知識を得ているわけではもちろん全くなく、初めの方のプラクティスで学んだはずの基礎的なRubyメソッドや文法の仕組みを再度検索しなおしまくる程度には、まだまだプログラミング初心者、という感じです。

参加する前の不安

入学して3ヶ月とはいえ、ここ最近はRubyRailsという言語・フレームワークそのものと、Rubyコミュニティへの興味が日に日に強まってきていたところだったので、スクール内でこのカンファレンスの存在を知ったときは「ぜひ参加したい!」という気持ちになりました。

しかし、ちょっと冷静になったあとにこんな不安が。

  • プログラミング初心者が行っても、全く理解できず辛くなるだけかも……
  • すごいプログラマさんたちの中で浮いてしまわないだろうか……
  • 要するに「場違い」なんじゃないか……

参加申し込みボタンをポチっとするのに何日か寝かせてしまったのですが、フィヨルドのメンターでコードレビューでも大変お世話になっている、当日は基調講演もなされたプログラマの伊藤淳一さんが、

Rubyのコミュニティはみんな優しいので、初心者だからといって尻込みする必要はありません。 そもそも隣に座っている人もあなたと同じ初心者で、「自分だけが初心者に違いない」と思い込んでる可能性もあります。

と発信されていたことが決め手となり、参加を決意しました。

blog.jnito.com

参加してみて感じたこと

  • 初心者が肩身の狭い思いをする、ということは 全く なかった。
    • 「技術やコミュニティへの興味や熱意を持って集まっている」という意味では参加者全員が同じ立場にいて、Rubyを通してみんなでいっしょにワイワイしている!感がすごく素敵。
  • とはいえ、全てのお話のテーマが初心者に対しても優しく設計されている、というわけではもちろんなかった。
    • 上述の私のプログラミング勉強歴で、なんとかついていけた(=細かいことはともかく、発表の大筋の流れを把握してレールに乗ることができた)のは、全体の20%にも満たないくらい?
  • だからといって、ついていけないテーマの発表がつまらないわけではない。というか全然楽しい。
    • 明らかに自分のレベルを超えているテーマであっても、0.5割くらいは知っている単語や概念が出てきたりするので、そこから手繰り寄せて自分の頭で考えたり、それを理解できた未来の自分を想像するのもまた楽しい。

という感じでした。

個別のトピックとしては、こちらの発表からRaspberry Pi + Rubyの電子工作に興味を持ちました!Raspberry Pi、買ってしまうかも……。

あと、Rubyで絵を描く「クリエイティブコーディング」もとても興味深かったです。絵心は全くないのですが、プログラミングでランダムに模様を描く、とかであれば私でも絵で表現するスタートに立てるのでは!?というワクワクをもらえました。

総じて、参加することで『Rubyで笑』うことが大いにできました!

まとめ

プログラミング初心者が技術カンファレンスに参加することを考えた時に、とりあえず(交通費以外は)行ってマイナスなことは何もないと感じました。

マイナスどころか、「次はもっと発表を理解できるようになろう」とか「いつかLTに参加できるくらい勉強を頑張ろう」のようなモチベをもらえるので、本当に行ってよかったと思っています。今後もこのようなカンファレンスには積極的に参加できればと思っています。

あと、もう少し小規模の地域Rubyコミュニティのイベントとかにも参加してみたい、的な欲がすごく出てきました〜……。地域Rubyコミュニティの情報もチェックしていきたいと思います。

最後になりますが、発表者の皆様、参加者の皆様、スポンサーの皆様、そして開催スタッフの皆様、この会に携わられたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!